キネ通信⑥
〜ブダ王宮散策の巻②〜
キネちゃんは、堂々とそびえ立つ王宮や、広大な広場を見たあと、階段を下って出口に向かいました。
太陽の光が差し込んできました。出口から出る前と、出る後とは、景色が全く違っていました。キネちゃんは、あまりの違いに首をかしげてしまいました。
少し進むと、砦(塔?)のような建物がそびえていました。
キネちゃんは、その砦が少し気になりましたが、時間がなかったので、家で調べてみることにしました。
もっと進むと、石で造られた高い塀に囲まれた道があったので、キネちゃんはその道を進みました。
しばらく行くと、階段があり、下れるようになっていました。
下ると、王宮の庭らしい所に出ました。すごく大きくはなかったけれども、きれいに整備されていて、噴水もありました。ハンガリー動乱という、ハンガリーの革命が起こった時に、犠牲になった人の写真もありました。
キネちゃんは、少し悲しい気持ちになりながらも王宮のまわりを知ることができたので、少し嬉しくなって家に帰りました。
キネ通信⑤
~ブダ王宮散策の巻①~
キネちゃんは、ガイドブックをパラパラとめくっていると、「ブダ王宮」と書いてあるページを見つけました。
それは、どうやらブダ側らしく、ブダペストの観光スポットの1つのようでした。
ブダ王宮は、ブダには小高い丘があってその上にあるようでした。
ガイドブックをよく見てみると、ブダ王宮は国立美術館だということが分かりました。庭園もあり、とても広いようです。キネちゃんは、早速出かけてみようと思いました。
ブダ王宮に近づいていくにつれ、だんだんとにぎやかな雰囲気の店が増えているのに気がつきました。キネちゃんは、ブダ王宮の辺りにはたくさんの屋台や、にぎやかな雰囲気の店があるのかな、と、思いました。
しかし、そうではなかったのです。屋台や、店ではなく、見るだけでも悲しくなるような王宮の壊れた跡だったのです。
実は、王宮は戦争や、大規模な火災で焼け落ちてしまったのです。現在は、修復作業が終わった王宮の一部が見られるだけです。キネちゃんは、少しがっかりしました。
でも、さすがブダの丘!丘の上にあるだけにとても眺めが良かったのです。ブダにある山も綺麗に見えました。もちろん、住宅街も見え、キネちゃんは感動しました。
キネちゃんは、もっと王宮に近づこうと思い、順路を進みました。すると、ハンガリーの大統領、「アーデル・ヤーノシュ氏」の館が見えました。でも、館はそんなに大きくなく、アメリカのホワイトハウスほどではありませんでした。
しかし、警備は厳重で、身動き1つせず、立っている警備の人が4人ほどいました。
いくら写真を撮っても、いくら手を振っても身動きする様子はありませんでした。まるで、すごく良くできたろう人形のようでした。その身動き1つしない警備の人達は、大きくて長い銃を持っていました。キネちゃんは少し怖くなって大統領の館を離れました。でも、大統領はとても厳重に守られているので、安全に仕事ができ、国も安全に守られていることが実感できました。
次に、キネちゃんは、王宮の本当の敷地につながる門をくぐりました。すると、景色が一変して、美しい彫刻や、堂々とそびえたつ王宮が間近で見られました。
もっと進むと、大きな広場のような所に出ました。すごーく広くて、上を見上げると、王宮の緑のドーム型の屋根が見えました。
そこで、行き止まりになっているので、もう帰ろうかな、と、キネちゃんは思いました。
しかし、人が出入りしている所がありました。どうやら、そこはカフェのようでした。入ってみると、カフェを抜けて別の場所に行ける事が分かりました。
カフェを抜けると、大きな広場とは景色が一変して、ベランダのようになっていました。塀の出っ張りの所には、ハトの夫婦が気持ち良さそうにくつろいでいました。
もう少し先に進むと、ドナウ川が見える、開けた場所がありました。そこも、とても景色が良く、ずっと眺めていたいな、と、いう気持ちになりました。
もう一度カフェから抜ける所まで戻ると、下に行ける階段がありました、キネちゃんはそこを下って、出口の方へ向かいました。
*次は、出口を出た所から、お話が始まります。キネちゃんは、どんな場所へたどり
つくのでしょうか。お楽しみに。*
キネ通信④
「ちょっと感動②」〜セールカルマンの噴水の巻〜
キネちゃんは、ハンガリーブダペスト市内の中でも、トラムや市バスの終点になっている、「セールカルマン」に行きました。
その時、道端から噴き出している噴水が気になりました。(後ろの方に少し噴き出しているのが見えます。)
その噴水は生き物のようにゆらゆらと噴き出していたり、ばっ、といきなり噴き出したりしていました。その噴水の周りには、子供達が元気よく走ったり、水をくんでいる人の姿も見られました。
道端に噴水が噴き出している、というのは日本では珍しいのではないのでしょうか。
キネちゃんは、最初、(水がもったいないな)と、思いました。でもよく考えてみると、水は穴に吸い込まれていって、じゅんかんしてくれるので、そんなにもったいなくないな、と、思いました。今は5月なので、噴水に入って遊ぶ、という人は見掛けませんが、その内(夏になると)、水着を着て、噴水に入って遊ぶ子供達の姿が思い浮かびます。
明るい時に見る噴水の姿は、活気的で良いのですが、夜に見る噴水の姿は幻想的でとても神秘的です。
噴水が噴き出す穴から、光が出て、とても感動的です。もし、ハンガリーに行く機会があれば、夜にその噴水を見るのも、良いのではないでしょうか。
そして、キネちゃんが何よりも凄いと思ったのは、噴水が噴き出す前の霧です。
噴水はいつでも噴き出しているのですが、その前の霧はなかなか見られません。
キネちゃんは、引っ越した時から、霧を全部で2回見ました。でも、たったそれだけしか見ていません。なので、霧を見られた時は、とてもラッキーだという事です。キネちゃんは、その噴水を眺めてから、家に帰りました。
キネ通信③
「ちょっと感動①」〜ドナウ川の夜景の巻〜
ある夜、ガイドブックを見ていたキネちゃんは、ドナウ川の夜景がとても綺麗だということを知りました。なので、ドナウ川の夜景を見にいくために、散歩に出掛けました。ドナウ川まで行く道のりで、少し観光のようにハンガリーの街並を見る事も出来ました。
ドナウ川に着いた時、キネちゃんは感動しました。そこで見た国会議事堂は、明るい時に見た国会議事堂よりも、堂々とした姿で建っていたのです。その姿はまるで豪華客船のようでした。
綺麗にライトアップされた国会議事堂は、夜景を見に来て良かったなあーと、思うくらい綺麗だったのです。
キネちゃんは、ブダとペストを結ぶ「鎖橋」も見ました。鎖橋も綺麗にライトアップされていました。
そして、ブダの小高い丘にある、「ブダ王宮」もとても綺麗にライトアップされていました。
キネちゃんは、ドナウ川の夜景をじゅうぶん満喫した後、家に帰りました。
キネ通信②
〜マムートの巻〜
キネちゃんは、セールカルマンに行った時、
中は、
キネちゃんは、
そして、
キネちゃんは、
別館の方は、主にお洋服などを売っている店が沢山入っていました。キネちゃんは、ショッピングセンター内を歩き回って、自分の買いたい物を買いました。キネちゃんは、自分の買いたい物が買えたので、嬉しくなりました。
キネちゃんは、重たい荷物をよいしょよいしょと持ちながら、家に帰りました。
〈知っておくとちょこっと便利〉
本館と別館、2つとも休憩場所がありました。重い荷物を持って、疲れた人は、休憩場所のベンチに座って、ショッピングセンター内をぐるりと見渡すのも良いですね。
この写真は、シュパールがある、本館の休憩場所の写真です。(他にもあります。)
そして、2枚目の写真は別館の写真です。
キネ通信①
〜マルギット島の巻〜
キネちゃんは、ハンガリーのブダペストに引っ越しました。
日本庭園は、池と、松の木がありました。池の真ん中には、
キネちゃんは、その後ペストに行ってから、
[言葉の説明]