キネ通信⑰
~ウィーンの巻③~
次の日、キネちゃんはベルヴェデーレ宮殿へ行こうとしましたが、午前中は午後よりも涼しいと思ったので、中よりも外で観光できそうな場所を探しました。
調べていると、ウィーンには有名な音楽家の墓があるみたいです。ベートーヴェンやシューベルトの墓が有名みたいなので、キネちゃんはそこに行ってみようと思いました。バスでしばらく行っているうちに、大きな墓地になっている所に来ました。バスは塀の外で止まり、キネちゃんは歩いて中に入って行きました。周りは墓、墓、墓だらけで日本の墓とは全く違い、綺麗な彫像がそばにありました。歩いていると、木に囲まれてあまり目に付かない場所にベートーヴェンの墓がありました。
↑ベートーヴェンの墓
キネちゃんはベートーヴェンの墓の横にシューベルトの墓があると聞いていたので、横を見ました。シューベルトの墓がありました。
↑シューベルトの墓
何だかシューベルトはベートーヴェンをとても尊敬しているんだな、とものすごく伝わってきました。
そして、ベートーヴェンとシューベルトの墓との間には・・・なんと、モーツァルトの記念碑が建っていたのです。モーツァルトは墓が不明です。記念碑はハープや楽譜を持っている女性像が上にのっています。
↑モーツァルトの記念碑
キネちゃんは、墓をじっくり見て、それからその中央墓地(大きな墓地の名前です)の中央にある、大きな教会に行きました。天井はとても高く、キリストの像なども置いてありました。
↑祭壇
そして、その教会を出たあと、キネちゃんはベルヴェデーレ宮殿に行きました。
<ミニおまけ♫>
↑ヨハン・シュトラウス2世(美しく青きドナウを作曲した人)の墓
↑ブラームスの墓
↑(左から)ベートーヴェン、モーツァルト(記念碑)、シューベルトの墓